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昭南病院 健診センター

鹿児島県曽於市にある昭南病院健診センターです。

☆新しい仲間が増えました☆
2023-12-04 08:00

 2023年11月1日から新しい仲間が入職しました。
ベテラン看護師の指導のもと、焦らずに頑張って欲しいと思います。
今後とも宜しくお願いします。

いつものように本人へ質問しながら紹介したいと思います。

Q)昭南病院を選ばれた理由を是非聞かせてください。
 「自らも受けたい、家族にもうけさせたい医療の追求」という理念に惹かれました。

Q)最初の印象を聞かせてください。
 みなさんやさしくて、とても良い雰囲気だなと感じました。
 また連携が素晴らしいなと感じました。

Q)これからの自分自身の期待像はありますか?
 受診者が安心して健診を受けられるよう、細やかな気配りを行い、一歩先を見据えた行動ができるようになりたいです。

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☆~珈琲ブレイク~ 最近また、「座りすぎ」というフレーズ耳にしませんか?☆
2023-11-20 08:00

最近よく耳にすることが、コロナ禍での「座りすぎ」が原因で健康に悪影響を出ているということです。
確かに、不要不急の外出自粛や在宅勤務で通勤時の歩行数も減少するなど、体を動かす機会が数年間奪われたことによる基礎代謝の低下や血流の悪化により生活習慣病の増加や心・脳血管系の深刻な病気にもつながりかねない状況はありそうです。

また、世界20カ国の中で最も「座りすぎ」の国は日本だというデータもあるようです。
世界的にもIT化が進み、国内で働く人の6~7割はデスクワーカーで、勤務中の7割を座って過ごしているようです。
対策としては、せめて1時間に1回、立ち上がるだけでも血行は改善できるようです。
もちろん座った状態で可能な運動もあるようですので、ネット情報を検索し試みてはいかがでしょうか。

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☆ご存じですか?定期健康診断実施後の『就業判定』のこと☆ (産業医選任義務の有無に関係なく)
2023-11-06 08:53

企業における定期健康診断実施後は、労働安全衛生法第66条の4において、有所見者を含めた従業員の結果に対して、産業医の意見を3カ月以内に聴取し『就業判定』を行う義務があります。

そして、その判定結果を踏まえた上で、企業は従業員に対して適切な措置を講じる必要があります。
具体的には、有所見者の再検査受診の勧奨や業務上の配慮(従業員の業務負荷の軽減等)などです。

そこで、『なぜ従業員の健康診断の実施が企業に義務付けられているのか』をあらためて考えてみましょう。
一番は、企業が従業員の健康状態(心身ともに)を把握した上で、個々にあった健康の保持増進に努めるためです。
ここを双方が徹底していくことで、企業経営の健全化にもつながっていければ理想的です。(例えば、「健康経営」など)

今までも法定上実施しなければならないということで、ただ漫然と定期健診を繰り返している企業は少なくないと思われます。
そこを今回あらためて考えることで、企業と従業員双方の関係性をより良くする機会となれば幸いです。

これからは、産業医による『就業判定』の所見内容を是非実のあるものにして、お互いの幸せのために活かしていきたいものです。
当健診センターも健診後の「再検査ほったらかし撲滅」を目指すと同時に、当院受診を希望される方々には確実に医療専門スタッフへ橋渡しさせて頂きますので、何とぞ宜しくお願い致します。

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☆企業様向け『腰痛予防研修』を開催!!☆
2023-10-23 08:00

この度、当院リハビリテーション科の協力のもと、企業様向けに「腰痛重症化対策」や「腰痛再発防止対策」、「腰痛予防対策」の研修会を開催しました。

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現在、腰痛は休業4日以上の職業性疾病の6割を占める労働災害となっています。
腰痛は健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)に大きく影響を与えることが分かっています。
働ける年齢が上がっていく中では、特に腰痛は避けては通れない状況です。
今回の研修をぜひ活かしてもらい、腰痛のある方は少しでも痛みを緩和しながら、また予防的にも継続して行って欲しいと思います。
何か不安なことや不明な点など、いつでも当院スタッフへお声掛けください。

これからも定期的に研修会を開催しながら、皆様の健康寿命延伸の手助けになればと思います。
今後とも宜しくお願い致します。

健診センター科

☆なぜ「予防医療」が今注目されているのでしょうか?☆
2023-10-10 09:53

 当健診センターで定期的に人間ドックや健診診断を受けて頂いている企業や個人において、受診する理由には大きく2通りあるようです。
1つは企業健診の場合で「会社から受けるように言われたので・・・」という理由が最も多く、もう1つは個人で受診される場合で「毎年身体の定期的なチェックをしないと心配だから」と自己投資されるケースです。
このように受診者の理由が受動的か能動的かによって、検査した後のフォローの意識と行動に大きな違いがあるようです。
これからは如何に能動的に検査を受けて貰えるかが予防医療の観点からも必要になってくると思われます。

それでは、「予防医療」について少し考えてみましょう。
「予防医療」の必要な理由の1つとして、『病気にならないように定期的に検査を受け、異常があれば速やかに医療受診し、病気の重症化を予防する』ことがあげられます。
結果、医療費が削減され医療制度の継続にもつながっていくことになります。
また同時に、『身体の健康が維持されていることで仕事や趣味、食事などQOLの向上にもつながる』といったことが、予防医療が今注目されてきている理由の1つにあげられます。

更に、「予防医療」は4段階(ゼロ次、一次、二次、三次予防)に分けられており、それぞれで健康を維持できるよう予防していくことになります。
各ステージの内容は簡単に以下の通りです。
・ゼロ次予防とは、健康を意識する環境整備のこと
・一次予防とは、日常的な病気や怪我の予防のこと
・二次予防とは、病気の早期発見(人間ドック・健康診断など)
・三次予防とは、病気の再発防止やリハビリテーション


日々少しでも「予防医療」を意識しながら、いつまでも元気な身体をキープしたいものです。
まずは、健診等で異常所見があった時は速やかに医療受診することをお勧めします。
「早期発見」と「適切な治療」のために。更には、健康寿命延伸のために・・・。

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